和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

和歌山県橋本市 病気や予防、トリミングサロンの専門病院

ブログ

コットン君2020.03.19

今日、もうすぐ15歳のキャバリアのコットン君が救急で運ばれてきました。
事前の電話で呼吸が荒いと連絡を受けていました。
コットン君は僧帽弁閉鎖不全症という心臓病を患っているので、肺水腫を起こしているかもしれないと準備をしていました。

救急で運ばれすぐに酸素吸入を行ったのですが・・・
呼吸が荒い原因は心臓病からくる肺水腫ではありませんでした。
肺水腫の場合チアノーゼを起こし舌が紫色になります。

コットン君の場合、呼吸は荒いが舌はきれいな赤色をしており体温が40.9℃と高温になっていました。
今日はいい気候なので庭につないでいたそうです。
コットン君は足が弱っていて自由に動くことができなかったため熱中症をおこしていたのです。

まだそれほど熱くない時期ですが、高齢や持病のあるワンちゃんはこの時期でも熱中症をおこすことがありますので、注意をしてください。

ページトップ