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もなかちゃん2021.02.10
生後5か月のミニチュアシュナウザーのメスのもなかちゃん
2月5日に嘔吐をしていると来院されました。
飼い主様にいつもと違う餌を与えていないか?何かおもちゃがなくなってはいないか?確認をしましたが心当たりはないとの事でした。
この段階では元気もあったので対症療法を行い6日に再来院を指示いたしました。
6日に来院した時もまだ嘔吐が持続していたため、血液検査、レントゲン検査、エコー検査行った結果、腸閉塞を起こしていることがわかりました。
6日に来院した時は前日と異なり元気も食欲も無くなっていました。すぐに閉塞を解除する必要があったため、6日の夜手術を行いました。
摘出した異物はまるで35㎜×15㎜で、まるで落花生を殻ごとに見込んだような形をしており、後日飼い主様に確認したら、木でできた犬のおもちゃだそうで、もともとはもっと長いもので噛んでいるうちに徐々に短くなりそれを飲み込んでしまったそうです。
7日はまだ元気もなく嘔吐をしていましたが、8日からは元気も回復し流動食も食べるようになり日に日に元気も食欲も戻ってきたため本日、退院をしました。
幼若な犬の誤食は本当に多いです。無事に退院できて本当に良かったです。