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狂犬病集合注射2021.4.20
今日、院長は狂犬病集合注射に行きました。
今年2回目です。
今日は粉河まで行きました。
本来、粉河は高野口保健所の管内ではないのですが・・・
当初担当となっていた獣医師の先生の体調不良ということで院長が行くことになりました。
初めてのところなので少し緊張するとは言ってましたが、保健所や役所の方もとてもいい方だったとのことでよかったです。
明日は、橋本市内の集合注射に行きます。
2日連続なので、院長の診察希望の方は申し訳ありませんが明日も午後からご来院いただきますようお願いいたします。
さらに・・・申し訳ありませんが22日も急用が出来午前の診察は院長不在となります。
大変ご迷惑をおかけいたします。
こうちゃん2021.4.19
推定18~19歳の雌猫こうちゃん
3月23日の午後に交通事故にあい道で倒れていたと運び込まれてきました。
顔面を強打したようで顔面血だらけ、意識もあまりはっきりとはしていません。上顎も下顎も骨折し、眼球にも出血がみられました。
また血液検査では加齢による腎臓病も認められました。
3月25日、顎の手術と栄養を入れるための鼻カテーテルを留置しました。
術後は点滴と流動食で維持をしましたが、劇的に症状が改善するよなことはありませんでした。
しかし4月に入ったころからは徐々に回復の兆しがあり、先週ごろより意識も戻り自分で採食することが出来るようになってきました。
4月15日には下顎を固定していたワイヤーを、16日には鼻カテーテルも除去。
そして本日、退院をすることが出来ました。
高齢で慢性腎臓病の持病があり、さらに交通事故で骨折、頭部外傷があり助からないかもと思いましたが退院できて本当に良かったです。
ゆめちゃん2021.4.17
14歳11か月のプードルのミックス犬のゆめちゃん
以前から心臓病があり、4月9日夕方からは咳があり呼吸が荒く、食欲もなかったそうです。
そして4月10日の午前の診察中、呼吸をしていないとエマージェンシーで運び込まれました。
すぐに心臓マッサージ、気管挿管、人工呼吸が行われました。
気道内からは血様の漿液がでて肺水腫を起こしていました。
呼吸が止まってすぐに処置をすることが出来たため、自発呼吸も意識も回復してきました。
酸素室で入院し強心剤や利尿薬を投与し呼吸は落ち着いてきたのですが、循環不全があったため腎臓に負担がかかり腎臓の値が悪くなっており腎臓も治療も同時に行いました。
呼吸が落ち着いてからは酸素室からでてルームエアーでも呼吸が荒くなることはありませんでした。
徐々に食欲も回復し腎臓の値も低下してきたため今日退院をしました。
肺水腫を起こした場合、50%のワンちゃんは約4.5か月で死亡してしまいます。
また1年生存することが出来るのはわずか23%です。
ゆめちゃんは心臓病に対して無治療だったのでこれからはしっかり治療をして長生きしてほしいです。
アナフィラキシーショック2021.4.16
今日、3か月のパグちゃんが下痢を主訴に来院しました。
5日前に他院でワクチン接種後から下痢をしていて治らないとの事。
一般的な下痢止めも処方されていたのですがよくならないとの事。
糞便検査にて腸内細菌叢に異常が見られたため抗生剤と下痢止めの注射をしました。
注射後1分もたたず嘔吐。歯茎を見たら蒼白、意識が無くなり失禁。
注射によるアナフラキシーショックを起こしていました。
直ちに血管を確保し昇圧剤と急速点滴を行い、抗アレルギー薬も投薬、点滴開始後10分、少し意識が回復、血圧上昇、心拍正常になりました。
その後、入院をさせて経過観察、1時間半後にはほぼ元の状態に回復しました。
ワクチン接種でアナフィラキシーショックを起こしたことは今までにもありましたが・・・抗生剤でのアナフラキシーを起こしたのは初めてだったのでとても焦りました。
もちろん人間にもペニシリンアレルギーはあるのでワンちゃんにもあってはおかしくはありませんが・・・・ワクチンによるアナフィラキシーショックよりも頻度は低いので・・・・
こちらのほうが驚いてしまい・・・血圧上がって心臓がバクバクしてしまいました。
看護師たちも迅速に動いてくれてこの危機を乗り切ることが出来て本当に良かったです。
利き手2021.4.12
今朝 ヤフーニュースで犬の利き手が載ってました。
イギリスの研究チームは多くのイヌが人間と同じようにいわゆる右利きであるとの調査結果を発表した。 リンカーン大学の研究チームは、およそ1万8000匹のイヌがおやつを取る時にどの脚を使うかを分析した。その結果、前脚を使うイヌの8割近くが右を使っていた。 リンカーン大学のエリサ・フラスネリ博士は「脊椎動物は左脳が体の右半身を制御します。餌を食べるなど日常的な動作の指示は左脳の担当なので 右の前脚を使っていると考えるのが妥当です」と説明。右利きの割合はメスのほうが若干高いものの、オスは高齢になるほど割合が高くなっていて、どの脚を使えば効率的なのかを学習している可能性があるとしている。(ANNニュース)
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