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ヴィヴィアンちゃん2013.6.3
5月23日から入院をしていたヴィヴィアンちゃん。
入院した時は脾臓は腫れてお腹が張っており、
著しい血小板の減少と白血球の増加がみられ
急性炎症を起こしていました。
入院後、血小板を増やす薬を使っていたのですがなかなか血小板が上がらず
ヴィヴィアンちゃんの状態も悪化していました。
このままでは亡くなるのを待つばかりでしたので
飼い主さんに輸血を行い血小板を少しでも増やし
手術を行ってはどうかとの提案をさせていただき
飼い主さんの了解を得ることができたので
25日、CAP君から輸血用の血液を採りヴィヴィアンちゃんに輸血をし、
直ちに脾臓摘出の手術を行いました。
血小板が少ないので出血には十分に気をつけ摘出した脾臓は1.3kgもありました。
術後、輸血の副反応と思われる黄疸も併発し
呼吸も苦しくこのまま亡くなってしまうのではないかと思うほど状態は悪化しましたが
ヴィヴィアンちゃんは頑張り日に日に食欲も回復し
まだ完全復活とまではいかないが自宅療養でもいいくらいまでになり
6月1日に退院しました。
とっても長い入院でしたが、また家族のもとに帰ることができて本当によかったです。
実は、ヴィヴィアンちゃんが輸血・手術を行った日、
8歳のダックスのゴン太ちゃんも脾臓が腫れて来院しました。
血液検査では貧血が認められ、レントゲンやエコー検査では脾臓に腫瘍があることが分かりました。
ゴン太ちゃんも貧血が激しく、血小板の減少がみられたのでCHAMP君の血を輸血し脾臓の摘出手術を行いました。
ゴン太ちゃんは脾臓の腫瘍が破裂をし、そこから大量の出血がありました。
これが貧血の原因です。
この貧血と腫瘍の影響で手術中も手術後も激しい不整脈がみられ
手術後眼を覚ましたのですが、残念ながらその日のうちに亡くなってしまいました。
脾臓摘出術は1年間のうちでもそれほど多い手術ではありません。
また輸血も1年の内に行う回数はそれほど多くないのに
1日に同じ様な状態のワンちゃんが2頭
ゴン太ちゃんは残念な結果になってしまいましたが、
ヴィヴィアンちゃんはゴン太ちゃんの分も頑張って生きて欲しいと思います。
デッ君2013.5.31
毎年この時期になると調子が悪くなる我が家の愛猫のデッ君
換毛期なので、身づくろいをしているうちに
毛が胃にたまってしまい毛玉になって
よく嘔吐をするようになります。
なので過保護ママとしましては心配で心配で・・・
健康診断もかねて一緒に出勤してきました。
検査の結果血液や尿に異常は認められず
一安心のママです。
VIPのデッ君はママが仕事をしている間、院長室でご休憩です。
ママがフィラリア検査の報告書を作成しようとPCに向かうと・・・
マザコンのデッ君は・・・
こんなかわいい顔で仕事の邪魔をしにきます。
そして終いにはこんな姿に・・・
でもこれがまたかわいくって・・・
デッ君と一緒に出勤した日は、
院長室に引きこもりになる私です。(笑)
ワンピース2013.5.29
先日、トイプードルのパイルちゃんが来院した際
とってもかわいい洋服を着ていました。
スタッフたちとかわいい~~~って言っていたら
この洋服はパイルちゃんのお母さんのお手製でした。
みんなで絶賛していたので、昨日来院された時に
CAP君にとお手製のワンピースをプレゼントしてくれました。
バーバリー風のかわいいワンピースです。
どうもありがとうございます。かわいいCAP子ちゃんになりました。
ドン君2013.5.27
今日の手術の予約は
猫の難治性口内炎の歯石除去と臼歯の抜歯でした。
この猫の口内炎の処置はとても時間がかかる手術です。
なのでこの日は他の手術を入れないようにと言っていました。
が・・・
緊急手術が入ってしまいました。
12歳のオスの柴犬のドン君が昨日から嘔吐していました。
検査の結果、石を飲み込んでいまい腸閉塞を起こしてしまいました。
時間がたてばたつほどドンちゃんは衰弱してしまいますし、
腸管の壊死も起こってしまいます。
なので猫の歯石除去・抜歯処置の後に手術を行うことにしました。
猫の口腔処置が終わりドン君の手術が始まったたのが3時ごろ
そして手術が終わったのが4時15分ごろでした。
ようやく昼食を食べたのが4時30分。
で・・・すぐに午後の診察。
ふ~~~大変な1日でした。
で・・・
ドン君の飼い主さんなんですが・・・
なんと病院のスタッフ・・・トリマーの神保さんなんです。
お~~~い
私たちどこまで働かせるねん!!
身内なら・・・いたわってよ~~~お願いしますわ~~~
ミーちゃん2013.5.24
昨夜、ヴィヴィアンちゃんの診察が長引き
自宅に帰ったのは11時ごろ。
それから「なおこ亭」のお得意料理・・・チン料理で夕食
2人暮らしなのになぜか2台ある電子レンジで
チン・チンしながら夕飯を作り食べていたら・・・
自宅の電話が・・・
こんな時間に・・・・誰???
急患???
もうビール2本目飲んでるし~~~
なんて色々なことを考えながら恐る恐る電話にでみたら・・・
警備会社の「セコム」からの電話。
セコムのセンサーが作動し駆けつけてみたら・・・
「三毛猫が病院内を逃げ回ってます。」とのこと・・・・
そういえばいつも院長室にいるミーちゃんを入院室に返すのを忘れて帰宅してしまいました。
だって・・・・
ミーちゃんこの頃こんな風に院長室にあるマットに潜り込んで寝ているので・・・
姿が見えないんだもん
セコムさんお騒がせしてすみませ~~~ん