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歯の破折2018.6.28
15歳のミニチュアダックスのシュウ君
6月2日フィラリアの検査に来院した時に、右目の下が腫れていました。
歯周病のため外歯瘻を形成して目の下が腫れていたのです。
歯周病を起こしている歯は抜歯が必要とインフォームドコンセントをしました。
抗生物質の投薬を行い外歯瘻は落ち着いてきていたので
今日、歯石除去と抜歯の手術を行いました。
術前の状態です。
シュウ君の外歯瘻の原因は歯の破折によるものでした。
左右とも第4前臼歯が破折していました。
歯の破折は硬いものを咬む癖がある場合、交通事故によるもの、落下事故によるものケンカによるものなど原因はいろいろあります。
診察をしていて時々遭遇する破折は、固いおもちゃやガムを咬んでいて起こることが多いです。
ペットショップで販売している牛の蹄や硬質プラスチック製のデンタル商品や庭の石などです。
シュウ君も硬いおもちゃを歯に良いと思い与えていたそうです。
歯石を除去し、外歯瘻を起こした歯は抜歯を行いました。
硬いおもちゃは決して歯にいいものではありません。
シュウ君のように歯が破折してしまい大切な歯を失うことになってしまいます。
ペットショップで販売している牛の蹄や硬いデンタル商品は絶対にワンちゃんに与えないでください。
CHAMP君2018.6.27
今日のCHAMP君
少し食物アレルギーのあるので
急に痒くなり掻くことがあります。
スキンケアーや食べ物には気を付けてあげないといけませんね。
これからの季節、皮膚病が多くなります。
お腹に湿疹があったり赤くなっていたり痒みがあるときはご来院ください。
自宅での気温は25~28度、湿度は60~70%を維持してあげてくださいね。
特にアトピーや脂漏症のわんちゃんのは高温多湿の時に皮膚が悪化しやすいです。
ワンちゃんがこのように痒がっていたら要注意です。
CHAMP君2018.6.23
CHAMP君が看護師にナデナデしてもらってます。
CAP君が亡くなってから、すごくお利口さんになり
いつも患者さんにも「おとなしいねぇ~」と言われるようになりました。
この頃では一段と「かまってちゃん」になりかまってもらうと嬉しくてたまらないようです。
ナデナデしてもらいこんな変顔まで披露してくれてます。
もう・・・たまらなくかわいいなぁ~~
こみこちゃん2018.6.21
19歳の日本猫のこみこちゃん
歯周病が悪化し右目の下から膿が出る外歯瘻になってしまいました。
外歯瘻に治療は原因となっている歯の抜歯です。
19歳と高齢ではありましたが幸い血液検査では腎臓の数値は正常値内だったことと
内科的治療では完治をせずいつも痛みを伴うことから手術を行いました。
術前の状態です。
臼歯に巨大な歯石が付着をしていました。
歯石を除去し抜歯を行いしっかりと消毒をして歯肉の縫合を行いました。
また目の下の傷も大きな穴が開いていたため皮膚縫合も行いました。
また左上の臼歯と左下の臼歯に歯頚部吸収病巣があり露髄をしていたため抜歯を行いました。
術後は腎臓や肝臓をケアするために点滴と鎮痛剤で痛みのケアを行い午後の診察で退院しました。
高齢の猫ちゃんで歯周病を起こしていた場合、腎臓病を併発していることも多く
飼主さんが手術をすることを躊躇することが時々あります。
こみこちゃんは幸い腎臓の数値もよく飼主さんもすぐに決断をしてくれたのでよかったと思います。
これで痛みから解放されるので・・・まだまだ元気に長生きすることができますね。
フィラリア予防薬の投薬日2018.6.1
今日はフィラリア予防薬の投薬日です。
アイちゃんもCHAMP君も美味しく予防しました。