猫ちゃんの飼主様へ
猫ちゃんの飼主様へCANCER TREATMENT
やぐら動物病院では、猫ちゃんの飼主様が安心して受診いただける環境作りに努めています。
獣医師としてだけでなく、同じ猫ちゃんの飼主の立場としてお話させていただきたいと考えています。
診察の際は、猫ちゃんが逃げ出さないように、ご希望の場合は個室の診察室で診療を行うこともできます。
ご不明な点や心配な点がありましたら、診察時にお気軽にご相談ください。
和歌山県で初受賞 ~猫ちゃんの国際学会からGOLD認定~
猫の医療に関する2つの国際団体から猫にやさしい動物病院としてGold認定を受けました!
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ISFM(国際猫医療学会)
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AAFP(全米猫獣医師協会)
猫に優しい病院の認定とは?
国際的な猫の医学に関する学会が認定する「猫にやさしい動物病院」の国際基準の規格です
ヨーロッパの「ISFM(国際猫医療学会)http://www.icatcare.org/」とアメリカの「AAFP(全米猫獣医師協会)http://www.catvets.com/」では、待合室などの施設、使用している機器などが猫に配慮されたものか、ということなどを中心に、100項目近くの様々な評価項目に基づき、それぞれの「猫にやさしい病院」の審査・認定をしています。
認定には、GoldとSilverの2種類があり、Goldの方がより基準が厳しくなっています。
ISFM(国際猫医療学会)http://www.icatcare.org/
イギリスに本部がある国際的な猫の学会です。
世界中で猫に優しい病院作りの為に、学術情報の普及や学会の開催など様々な情報発信・取組みを行っている団体です。
AAFP(全米猫獣医師協会)http://www.catvets.com/
アメリカに本部がある猫の学会です。
アメリカを中心に、猫に優しい病院作りのための情報発信・学会開催を行っている団体です。
当院の猫ちゃんに優しい取組み
① 猫ちゃん優先待合室
待合室の奥には「猫ちゃん優先の待合スペース」があります(混雑時を除く)。他の動物さんが気になる場合、怖がりさんの場合など、積極的に活用してください。
② 猫ちゃん優先診察室
ご希望がある場合には、第3診察室にて診察をお受けしています。個室になっていますので、猫ちゃんが逃げ出してしまう不安もありません。
今後も「猫にやさしい動物病院」であり続けるために、スタッフ一同努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。
来院される際のお願い
ご来院される場合には、下記の点をご注意ください。
待合室で他の動物と逢った時に、急に逃げ出したり、ケンカになるなどのトラブルを防ぐために、ご協力をお願いいたします。
来院される際のお願い
・ご来院の際は、キャリーボックスに入れてあげてください。
・怖がって暴れたりしてキャリーボックスに入りたがらない場合は、ネット(洗濯ネットなど)のご利用をオススメします。
・お車でお待ちいただく際は、車内であっても、放さないでください。
シートの下や狭い隙間に入り込んでしまって、出て来れなくなる場合があります。
また、ドアを開けた瞬間に飛び出してしまうこともありますので、十分にご注意ください。
猫ちゃんの病気の予防に関してCAT'S DISEASE PREVENTION
猫ちゃんは病気を我慢してしまうことがあります。
ですので、定期的な予防の意識を飼い主様にしっかりと持っていただくことが重要です。
猫ちゃんを飼育するにあたって、実施していただきたい内容をお伝えいたします。
予防注射(ワクチン接種)
検査や診察での病気の早期発見はもちろん重要ですが、病気にならないための定期的な予防が重要です。
当院では、3種混合または5種混合のワクチンを接種しております。
3種混合は「猫ウイルス性鼻気管炎」・「猫カリシウイルス感染症」・「猫汎白球減少症」の3つを予防します。
5種混合は上記の3種に、「猫白血病ウイルス感染症」・「猫のクラミジア病」が加わり、5つの病気を予防します。
猫免疫不全ウイルス感染症の予防(猫エイズワクチン)
Q.猫エイズってどんな病気なの?
猫エイズは長い時間をかけて病気に対する抵抗力が失われてしまい、進行すると死に至る恐ろしい病気です。一度感染してしまうと、ウイルスを完全に殺す治療法はないのが現状です。
猫エイズってどのように感染するの?
ウイルスは、唾液や血液に存在します。猫エイズに感染している猫との喧嘩で 咬み傷からウイルスが体内に侵入して感染します。
どんな症状を起こすの?
感染初期は発熱や下痢などが見られ、その多くは症状が消えて 外見上回復したようになりますが、この期間は数年続き徐々に病気は進行していきます。この後、免疫機能が低下し著しい体重の減少、貧血、悪性腫瘍が見られたり、健康な体では感染しないような弱い病原体でもひどい症状が出たりします。こうなると数ヶ月で死に至ります。
ノミ・ダニ予防
ノミは「かゆみ」だけでなく「貧血」・「毛づやが悪くなる」等を引き起こします。
ひどい場合には、激しいかゆみや脱毛などの症状が表れ、ノミアレルギー性皮膚炎や瓜実条虫の寄生を起こすこともあります。
このあたりは地域がら、外に出る猫ちゃんにはノミ・ダニがつきやすい環境にありますので、ノミ・ダニ予防をしっかりとしてあげましょう。
フィラリア予防
フィラリアはワンちゃんだけの病気と思われがちですが、実は猫ちゃんも感染する病気です。
また、猫ちゃんのほうが、感染後の悪化スピードが速いため、食欲不振や呼吸困難を起こして、急速に衰弱して死に至ることもあります。この地域は蚊が多いため、しっかりと予防をしてあげてください。
お腹の寄生虫の定期駆虫
猫ちゃんのお腹の中に寄生する虫(サナダ虫・回虫・鉤虫)などを駆虫しましょう。
感染した母猫からの授乳によって感染することもあるため、外へ出たことがない猫ちゃんでも感染することがあります。
健康診断
若いうちは年に1回程度、年をとってくると年2回程度の健康診断を実施することをオススメします。
猫ちゃんは病気を我慢してしまう傾向にあるため、 猫ちゃんは定期的な健康診断を行うことで、病気の早期発見・早期治療をしてあげましょう。
定期的な予防をして、健康な状態を維持してあげましょう。
ご不明な点やご質問がございましたら、診察時にお気軽にお尋ねください。